院長あいさつ

院長 曽我須直


当院は平成15年12月に地域の方々に必要とされる医療サービスを提供できる病院を目指し療養病棟120床で開設いたしました。その後、より青森市東部地域の皆様のニーズへ対応できるようリハビリテーション機能を強化し、平成19年8月に60床を回復期リハビリテーション病棟へ転換し、現在に至っております。
 青森市内外の医療機関をはじめ、地域の介護、福祉事業者と連携し、より多くの患者様へリハビリテーションを提供し、住み慣れた地域へ復帰できるようサポートしていきたいと考えております。医師をはじめ、看護師、薬剤師、栄養士、リハビリテーションスタッフ、医療ソーシャルワーカーがチームを組み、入院時から退院後の生活を見据え、患者様、ご家族の希望を取り入れながら診療計画を作成し、病院から在宅や施設へスムーズに生活が移行できるよう支援することが当院の役割だと認識し日々診療を行っております。
 また、医療依存度の高い患者様の転院や外来受診が増加傾向にあります。急性期病院での治療を終えても、在宅や施設での生活が困難な状態にある患者様の受け皿が不足する中、当院では医療依存度の高い患者様に対応できるよう療養環境を整備して参りました。今後は、急性期病院や地域の医療機関、関係機関との連携をより一層強化し、保健・医療・福祉の包括的なサービスを提供できる体制を構築し、地域医療に貢献できるよう努力して参ります。
 これからも地域の皆様に当院の理念である「まごころを持って心伝わる医療」を提供できるよう、真に地域に必要とされる病院、信頼される病院を目指し、職員一同努力して参りますので、地域の皆様、関係者の皆様にこれまで同様のご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。