リハビリテーション科
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リハビリテーションの治療をして、機能回復、日常生活動作や生活関連動作が出来るようになり、住みなれた地域での生活に戻ることを目的に行っています。
※ 理学療法、作業療法、言語療法、物理療法の4部門があります。
リハビリテーション科の目標
1.患者様の人格を尊重し、心地よい環境づくりに努めます。
○常に傾聴の姿勢を心がけます
○意欲・向上心を大切にし、最良の援助方法を考えます
○他職種との連携により、心身のサポートを心がけます
○臨機応変な対応ができるよう、周囲の状況に配慮します
2.有意義な生活を送れるよう、援助いたします
○接触・転倒・転落などの事故防止に努めます
○納得できる治療提供を行うため、知識・技術の研鑽に努めます
○広く地域に目を向け、生活環境全般を考慮したアプローチを心掛けます
3.地域におけるリハビリサービスの向上を推進します
リハビリテーション科スタッフ
理学療養士(PT) |
11名 |
マッサージ師 |
2名 |
作業療法士(OT) |
9名 |
助手・事務 |
2名 |
言語聴覚士(ST) |
2名 |
訓練室風景
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1年目は、先輩スタッフに評価や治療技術の指導を受け、リスク管理をしながら患者様の治療を行っています。
2年目は、自立して患者様の治療を行いますが、必要に応じて先輩スタッフのアドバイスを受けています。さらに各種学会や研修会への参加を積極的に行っています。
また、定期的に県内養成校からの非常勤講師の指導を受けています。
●主なリハビリ部門の勉強会
勉強会(ケーススタディ、伝達講習など)、病棟ごとのケースカンファレンス
●H28・29年度の学会参加・発表および各種研修会
- 青森県理学療法士学会新人教育プログラム・研修会
- 青森県作業療法士学会・研修会
- 最新福祉用具機器および、介護用品展示会
- IVES症例報告会
- 在宅医療における緊急対応 in 青森
- 日本PNF学会学術集会
- チームドクター&トレーナーミーティング
- 高次脳機能障害者リハビリテーション講習会
- 東北摂食嚥下リハビリテーション研修会
- PNFテクニカルコース
●連携養成校
青森県立保健大学
職種紹介
理学療法
理学療法とは身体に障害のある人の個々の症例に合わせて、種々の運動療法や物理療法などを組み合わせて、機能的な障害(痛み、筋力(ちから)が出ない、麻痺で腕が上がらない、関節の動きが不十分など)や、動作的な障害(起き上がれない、立ち上がれないなど)、さらに移動能力(歩行など)の回復を図ることを目的に行うことです。
理学療法士は、患者様の日常生活や社会復帰を手伝うことが仕事です。疾患の原因や症状さらに年齢や性別によっても機能的な障害、動作的な障害などは異なります。それらをきちんと評価して、それぞれの患者様に合った治療方法を考えて行っていくことが理学療法士の仕事です。
作業療法
作業療法では、脳卒中や骨折、脊髄損傷の後遺症などの疾患を対象とし、粗大な運動機能と共に手指などの巧緻性や精神面・高次脳機能(言語・思考・記憶・行為・学習・注意などの知的な機能)にアプローチすることで、日常生活活動(ADL)においてこれらが発揮されるように生活障害に対して治療・訓練を行います。
このため、作業療法を提供する場所は訓練室のほか、病室や病棟内の食堂、トイレ、洗面所など全ての生活空間が対象となります。
言語療法
脳梗塞や脳出血といった脳血管障害などによって引きおこされる、失語症・構音障害や摂食嚥下障害の方々に対して評価・訓練を行います。
相手の言っていることがわかりづらい・言葉が思い出しにくい・文字が書きづらいなどの失語症の患者様に対しては失語症訓練、また、舌がもつれ呂律が回りづらいなどの構音障害の患者様に対しては、構音訓練を行っていきます。
食事や水分摂取の際にむせ込む・飲み込みにくい・噛みづらいなどといった飲み込みの障害である摂食嚥下障害の患者様に対しては、咀嚼や嚥下などの機能訓練を行っていきます。また、適切なコミュニケーション方法・安全な食べ方のアドバイス・指導も行い機能回復のお手伝いをいたします。
物理療法
マッサージ師が、マッサージ、ホットパック、赤外線治療器、低周波治療器、頸椎・腰椎牽引器などを用いて消炎・鎮痛などの治療を行っています。
訓練内容
●機能回復訓練
寝返り、起き上がりなどの基本動作訓練、関節可動域訓練や筋力増強訓練、高次脳機能訓練などの個人の状態に合わせたプログラムを立案し、訓練を行っていきます。
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高次脳機能訓練 |
病棟での基本動作訓練 |
言語訓練 |
摂食嚥下訓練 |
●日常生活活動(ADL)訓練
病棟内にてトイレ動作や着替え、食事などのADL訓練を行うことで、日頃行っているADLの自立度を高めるとともに、早期から退院後の在宅生活を想定し、獲得したADLが在宅でも同様に行えるように、訓練を実施しています。
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●自助具の選択・作成
自助具とは、個人が使用しやすいように工夫された道具のことで、例えばスプーン一つにしても柄を太くしたもの、先端の向きを変えたものなど、様々な種類があります。
作業療法士は個人の状態に合わせて、既製の自助具(医療品を取り扱う業者が販売しているもの)を選択したり、使用用途に適した材料を集め、一から作製したりします。
自助具の種類(一例) |
ADL関連活動(家事動作など)や職場復帰に向けた動作方法の指導・動作のしやすい環境設定など、患者様に合わせた車いすの適合なども行います。
車椅子の適合 |
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●家屋調査
理学療法士・作業療法士・医療ソーシャルワーカー、ケアマネージャー、改修業者などのスタッフが連携し、環境設定や改修が必要な箇所を確認するため、適宜、家屋調査を実施しています。また、改修後の住環境について、使い勝手や安全に動作が行えているかなどを調査し、安心して在宅生活を継続できるように支援しています。
●物理療法
マッサージ施術場面 |
赤外線治療器を使用しての治療場面 |
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奨学金貸与制度
理学療法士・作業療法士を目指すあなたをバックアップします!
当院では、理学療法士・作業療法士を目指して勉学に励んでいる学生の方を対象に、学費面でサポートする奨学金制度を設けております。
この制度を利用することにより、学校での学生生活における経済的な負担を軽減し、有意義で充実した学校生活をお過ごしいただけると思います。
※応募は随時受付けております。年度途中からでも可能ですのでお気軽にお問い合わせください。また、病院見学も随時受付けております。